【 Life of props 】 * 【 props 】 とは
【 陶芸工房 弁華別 ほたる窯 】 で制作している製品ブランドです。
04/11
2025
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05/15
2015
昨日からの続きですw
昨日は、素焼き温度(約800℃)で焼成してみたのですが
施釉したもの、泥漿を塗ったものにはほぼ変化はないものの
何もしていないものは僅かにポロポロとした感じでした。
今日は更に、テストピースを増やし
透明釉、オリジナル織部釉、マンガン釉、ペルシアン・ブルー釉
淡水乳濁釉などを施し
1230℃にて焼成してみました。
時間はゼーゲルコーンSK7にて計測しています。
写真は
1枚目が焼成前
2枚目が焼成中
3枚目が焼成後
まずは、ほんの少しだけ予想は外れましたw
というのも
1300℃にもなる火葬場の炉内をイメージしていたので
見た目には焼成前とあまり変わってはいなかったことです。
とはいえ
どのピースも脆くなり、手にするとポロポロという感じで
重量感もほとんどありません。
では、釉薬や泥漿はどうかというと
サンゴそのものには小さな空洞が多く
釉薬は溶けたときに、その空洞を通過し、内部に吸収されるか
弾かれるかして、用を成しておらず
釉薬に含まれる顔料が僅かながら所々に点在して残る程度でした。
黒いものは、マンガン釉をドブ漬けしたものですが
マンガンの色だけが残り
ガラス質の成分はサンゴ(炭酸カルシウム)中に吸収されてしまったようで
スッカスカの、重量感の無い燃えカスのようになっており
指で軽く弾くだけで欠けてしまうほどに脆くなっています。
このことから
ほぼ予想通りと言ってもいいかもしれません。
しかし、この実験でわかったことは
サンゴに釉薬を塗り、素焼き温度(約800℃)前後であれば
その形状や重量感はさほど損なわれることなく維持されるということです。
この800℃という温度は
「楽焼」の温度でもあることから
楽焼用の釉薬であれば想定通りの発色が得られ
形状も維持できるということでもあります。
私の「サンゴ焼成実験」は一まずこれで終わりますが
更なる工夫次第では何か新しいものを見出すことができるかもしれません^^
昨日は、素焼き温度(約800℃)で焼成してみたのですが
施釉したもの、泥漿を塗ったものにはほぼ変化はないものの
何もしていないものは僅かにポロポロとした感じでした。
今日は更に、テストピースを増やし
透明釉、オリジナル織部釉、マンガン釉、ペルシアン・ブルー釉
淡水乳濁釉などを施し
1230℃にて焼成してみました。
時間はゼーゲルコーンSK7にて計測しています。
写真は
1枚目が焼成前
2枚目が焼成中
3枚目が焼成後
まずは、ほんの少しだけ予想は外れましたw
というのも
1300℃にもなる火葬場の炉内をイメージしていたので
見た目には焼成前とあまり変わってはいなかったことです。
とはいえ
どのピースも脆くなり、手にするとポロポロという感じで
重量感もほとんどありません。
では、釉薬や泥漿はどうかというと
サンゴそのものには小さな空洞が多く
釉薬は溶けたときに、その空洞を通過し、内部に吸収されるか
弾かれるかして、用を成しておらず
釉薬に含まれる顔料が僅かながら所々に点在して残る程度でした。
黒いものは、マンガン釉をドブ漬けしたものですが
マンガンの色だけが残り
ガラス質の成分はサンゴ(炭酸カルシウム)中に吸収されてしまったようで
スッカスカの、重量感の無い燃えカスのようになっており
指で軽く弾くだけで欠けてしまうほどに脆くなっています。
このことから
ほぼ予想通りと言ってもいいかもしれません。
しかし、この実験でわかったことは
サンゴに釉薬を塗り、素焼き温度(約800℃)前後であれば
その形状や重量感はさほど損なわれることなく維持されるということです。
この800℃という温度は
「楽焼」の温度でもあることから
楽焼用の釉薬であれば想定通りの発色が得られ
形状も維持できるということでもあります。
私の「サンゴ焼成実験」は一まずこれで終わりますが
更なる工夫次第では何か新しいものを見出すことができるかもしれません^^
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